teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助 youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


日・中大学間国際交流の糸口を求めて!

 投稿者:天野史朗メール  投稿日:2010年 3月24日(水)09時12分41秒
編集済
   お久しぶりです。旧正月の前日の大晦日には大雪に見舞われました。今年は”虎年”です。祝虎年!中国では縁起のよい一年だそうです。
今回は「実務に役立つ日本語教科書の作成のその後の進捗状況」をまずご説明し、その後に、21世紀のグローバル化時代に対応する「日・中大学間国際交流拡大の糸口」について、皆様のお知恵を拝借できたらと思って書き始めました。よろしくお願いします。

Ⅰ.「実務に役立つ日本語教科書作成」のその後の進捗状況について

1.昨年ご報告しましたように、何とか「実務に役立つ日本語教科書」を作成したいと考え、中国の大學の先生方と一緒に、第一弾として、「観光ビジネス日本語教科書」の作成に手がけました。中国の日本語教科書には、この種の実務関連テキストが極めて少ないのが現状です。そこで、中国の先生の方々には、まず、中国観光旅行会社の「観光旅行マニュアル」、関連教科書など収集し、その問題点を列挙していただく。日本ではJAL、JTBなどの参考資料、海外観光旅行案内パンフレット、大學で使用されている関連教科書などを収集し、現地へ空送するなどしました。現地でこれらの資料を分析、様々な議論や試行錯誤の結果、”日本へ観光旅行”に焦点をおいた教科書と副読本(前期15章、後期15章の”4単位用テキスト ”)”を作成しました。今、これら教科書と副読本を試験的に活用しながら、不具合を調べているところです。実際に活用してみて様々な反省点が出てきました。年内に改訂版を作成したいと考えています。

2.もう一つの試みとして、現在、「日中異文化コミュニケーション力」の育成の一助になる関連テキストや副読本の編集を手がています。日・欧・米などの一流企業が数多く進出した中国では、グローバル化した国際化の波が一段と高い”うねり”となって押し寄せています。期待される日本語力に大きな質的変化生じています。従来の「日常会話」と「源氏物語」「坊ちゃん」「伊豆の踊り子」・・など”、文化交流志向型”の日本語力だけでは、就職の糸口さえ見出せない時代に入りました。今や求められる日本力に一段と深みが増し、”ビジネス交流志向型”の日本語力が期待されています。日本語学部のカリキュラムと教材、学生の意識と、採用者側の実社会のニーズ(求める人間像・資質、・能力ニーズとの間に、”大きな意識の乖離”が生じています。

3.中国では「職」にありつけない大卒が続出しています。しかし、その一方で、中国の地域社会や実業界では、質の高い”人財”を求めて四苦八苦しています。例えば、①地域社会では過疎化対策や公害、環境保護に役立つ”専門力を備えた人財”を探し求めています。②日、欧・米系の進出企業では、”経営の現地化”に不可欠な”グローバル時代を生き抜ける人財”を求めて躍起になっています・・。特に、日本語学部の場合、先にも指摘したように、その教育内容と、学生の意識と、日系進出企等が求める”ニーズ”(人間像と専門性と日本語力)との間の”意識のギャップ”を埋める必要があります。私達の試みは、何よりも「教科書を人間形成と専門力アップの一手段」として捉え、その”原点”に立ち戻り、日本語教材のカイゼンを通じて、ギャップを一歩一歩と解消する手助けができれば、と考えています。

4.現地で日本語を学ぶ学生にとって、「日本語の修得で、よりよい”職”と”豊な生活”ができる」という”強い思い込み”があります。大金を出資し両親にとって、「職」すら見出せない場合、「面目」を失った彼らが何を考え、その「責め」を何処に求めるでしょうか・・。私達日本人は、現地の日本語教科書の現状に何らかのプラス加味する努力が必要だと考えています。今や、日本語は”国際的日本語”になり始めています。この認識を私達は擁く必要があります。そうすれば、現地に進出した日本企業の国際競争力の強化と親日派の中国人の若者を育成できる可能性がでてきます。日本語の手助により、大げさに言えば「共生」「共働」「共創「「共栄」の素地ができるかもしれません。ドンキホーテ-的ですが、現役やOBなどの有志が現状と手法を語り合い、自分達の志と蓄積じて、多少でも・・と考えております。


Ⅱ.日・中大学間国際交流拡大の糸口を求めて

1.ところで、今回は「日・中大学間国際交流に糸口を求めて」という題名で書き始めました。現在、日本と中国の大学では”共通した大きな悩み”を抱えているのではないでしょうか。いわゆる学生の「質」の低下、「就職難」、求められる大学の役割など・・です。具体的には①”職”にありつけない大卒が何故、生じるのか。②大学生の”質”の低下とは何なのか。③実社会の求めるニーズとは何なのか。⑤そのための”カリキュラム”と”教員構成”をどうすべきか・・等々です。日本の大學では、① 就職できない4学年生のためにの卒延制度の導入、②学生の就職への意識を高める”キャリアー講座”の新設、③大きく構えたところでは”グローバル化、とか”国際化”などを”シャッポ”に戴いた、学科の新設する-などが、対応策として、マスコミに話題を提供しています。。しかし、国際的なグローバル化時代に適応するよう、①「就職先を中国など国外に広く求める」、②「大学間の人的国際交流を通じて、大学の国際競争力を強化する」など、「大学間の国際交流」とか、「キャンパスの国際化」などを積極的に展開する-など点では、”未だし”の感があるようです。

2.中国の大学関係者の意識も大同小異のようです。ただ、中国の大学では、欧米諸国との「大学間国際交流協定の締結」には極めて積極的です。大学間国際交流と言いえば、欧米の大学のとの交流を思い浮かべるイメージです。現に私どもの大学でも、米国、カナダ、オーストラリアの10指を超える大学と国際協力協定を結んでいます。更なる展開を図るため、学長などが積極的に海外に出向いています。このような動きは学生にとって極めて実利的です。例えばオーストラリアに留学せずにとも、「同じキャンパス内でオーストラリア人教授の授業を英語で受け、中国に居ながらにしてオーストラリアの大学の「経営学の学位」などを取得できるからです。中国では、大学間国際交流の多さが大学の知名度と質の高さを図る尺度になっているほどです。この点は日本の大学の意識と異なるかも知れません。

3.私は中国に行くたびに、面識のある学長や国際交流促進部の責任者に、「日本の大学と”グローバル”な人的国際交流協定を積極的に結ぶべきだ」その「実利性」を説明しています。それは日・中両国の経済力の強化と日・中双方の学生の就職機会の拡大に大きく貢献するように思えるからです。昨年の10月の2大学の副学長との会食では、「日本の大学との国際交流協定の締結」を強く勧めました。このように説明いたしました。「まず、2010時代のグローバル化した国際化時代の中で、更なる発展を遂げるには、①大学の社会的役割を21世紀問題に対応する”実学的頭脳集団”として位置付け、「実学志向型の大学」を志向する必要がある。そうすれば、②浙江省の地域問題に密着した「地域問題解解決の情報受発信拠点」として、その基盤を強化できる。それには、③日本を始めとする諸外国の大学との教職員、研究員との積極的な人的交流を行い、”実学的頭脳集団として”大学の質的アップ”を図る。加えて、大学では21世紀型の人財養成に力を注ぐ。国境を越えてグローバル化した新しい21世紀型の経済活動の動きに対応でき、かつ新たに創造できる”専門性”と”国際感覚”、”語学力”を兼ね備えた”質の高い”実学的な実務的エリート”の”重点的育成”に力点をおく。

4.21世紀が求める「実学的な実務的エリート」としては、3タイプが考えられる。
(1)「地域社会問題」に寄与できる”地域密着型”の人財である。浙江省地域内の経済を再活性化させるため、①外国人観光客を誘致できる地域活性化プロジェクト、②地場の中小企業の再生化プロジェクト、③地域住民の健康・福祉に寄与できる「専門力のある人財」が不足している。
(2)「外資系企業の”経営の現地化”に対応できる””高級経営幹部型”の人財である。浙江省内の外資系企業では”経営の現地化”に不可欠な「人と技術とノーハウを融合した新経営方法」を関係者に徹底できる””国際感覚のある高級管理職”、”高級エンジニア-”が不足している。
(3)国連、WTOなど国際的舞台で縦横に活躍できる”マルチ型”の人財である。世界経済が一段とグローバル化した結果、公害、省エネ、貿易、金融、食品、医療など人類社会が直面する諸問題について、”実践的成果”を踏まえて対処できる人材が世界的に不足している。従って、この種の人財育成に力を入れることは、大学の存在価値を更に高める上でも意義がある。

5.ところで、この種の人財育成にあたっては、今後、日本の大学との間に①学生間交流、②教育者間交流、③実学的学術交流、④実学的共同研究交流など、多角的国際交流交を深めた方が得策である。その理由として、①浙江省内で抱え始めている多くの地域社会問題(地域の過疎化と活性化、健康と福祉などの医療問題、中小企業の再活性化と国際競争力強化、公害と省エネ、環境保護など)の多くは、日本が既に経験済みか、或いは懸案中の課題である。更に、②日本の大学ではこれらの問題解決に適した人材育成のため、”現場の第一級実務経験者”を迎えて、例えば「人間・環境デザイン部」「健康・社会福祉部、「食料・環境学部」「国際・文化学部」など、既存学部の枠を乗り越えた”21世紀型の実学志向の学部が新設されている。従って、これらの分野でで優れた実績のある日本の大学との交流は、学生の交換留学、教員の交換教授、共同研究の推進-などを通じて、日本の経験と成果を浙江省内の地域社会問題の解決に応用できる効果もある・・・。 と概ね以上のような考え方を説明を致しました。幾多の議論を重ねた結果、「2010年を日本の大学との国際交流拡大年」と位置付け、昨年の10月下旬頃から日本の大学への非公式な”打診”を開始したところです。

6.具体的にはまず昨年の11月初旬に、副学長を長とするグループが医学部との交流を打診するため、来日、茨城、静岡、首都圏の大学病院などを訪問しました。私は手始めに”健康・医療福祉”関係の大学と私立の綜合大学にアプローチ、感触を打診しました。その感触ですか? そうですねえ・・。日本の大学との僅かながらの交渉を通じて、様々な点で”異文化交流”の難しさを実感したころです。アプローチ方法を再検討する必要がありそうです。何が難しいかと言いますと、まず、①”実権”のある交渉相手を見出すまで日時がかかることです。話し合いは調子よくすすむのですが、その大半は「追って検討して”・・」という具合に終わります。日本の学長、学部長などには”裁量権”が余りないようです。次に、②大学間国際交流というと、何か”お祭り的イヴェント”ないし、単なる”日本語、中国語の研修”として狭く理解しがちな点です。日・中教職員の人的交流、共同研究プロジェクトの実施・・など、「キャンパスの国際化」に繋がる戦略的な動きには、どうやら”二の足”を踏むようです。何となく、過去の成功体験に縛られ、”意識の転換”を嫌がるやに思えました。③これは健康・医療福祉関係の大学でお話ししたことですが、中国の大学との国際交流は”互恵的”です。日本人学生と教職員にも多彩のメリトをもたらす効果があります。例えば、日本の留学生は中国語の修得は言うまでもなく、将来、現地で健康・社会福祉関係の分野で指導的な役割を担う就職のチャンスがあります。就職機会の拡大です。他方、教職員の方は”交換教授”として、中国人教員との日・中共同研究により、これまでにない”新しい研究成果”を学会で発表できる-等々。しかし、このような点については余り関心がなさそうでした。先方から”対案”なども出ませんでした。欧米の大学との意識の違いでしょうか・・。或いは私の説明不足かもしれませんね・・。現時点では「まず、可能性のある候補大学の発掘から始めて、可能のある分野からまず、スタートを・・」と考えております。そんなことで、4、5月頃から本格的に動き出す予定です。説明方法などで何かよいお知恵がありましたら、是非、お教えいえ願いますか。
 いずれにせよ、世は国際的なグローバル時代です。既にⅡの1で説明しましたように、日・中両国の社会では「現在、遭遇している温暖化、公害、省エネ、健康・医療、社会福祉などの諸問題の解決に寄与できる”人財”、経済活動の活性化を貢献できる”人財”」を求めています。両国の大学が「共生」「共働」「共創」「共栄」の精神の下で、知恵を出しあう時代に直面しているようです。私も”日・中大学間国際交流拡大のよ糸口”を求めて、更なる努力をしたいと考えています。”ドンキホーテ”的ですが、よろしくご支援のほどをお願いいたします。


 ご参考:中国の大學の現状を日本語学部に絞って、「私」なりに説明したいと思います。

 現在、中国には日本語を専門に教える日本語学部の数は、大学数にして300の大台を越えています。30年ほど前には、わずか40余りでした。それが2000年を境に、大幅に急増した結果です。中国には2種類の大學が存在しています。北京大学、南京大学、復旦大學、浙江大学、北京外国語学院など、いわゆる歴史と知名度の高い大學は”重点大学”として位置付けられています。これらの大學は”超難関校で”、就職であまり苦労しないいようです。学生の大半は国内外の大学院に進学します。(中国では大学院卒が”巾”を利かせています)これらの大学は研究、技術開発志向の「超エリート養成大學」と言ってよいでしょう。もう一つのグループは、新制大学のカテゴリーに入る重点大学以外の大學群です。1990年前後に、重点大学に対比した"実学志向型の大學”として大挙して設立されました。州政府の出資で設立された公立系大学、伝統大學の資金で設立された大学、民間資金を中心に設立された大學など、様々な形態の大學が誕生しました。就職で苦労する学生にはいわゆる新制大学卒に多いようです。特に、日本語学部は300余の新制大学に新設されなど、急速な”大膨張”の結果、教育カリキュラム、質の高い日本語教員と教材充足、教育用日本語図書の充足・・といった幾多の側面で、様々な課題が浮上して現在に至っています。。
 
 

「日本語教科書」の作成支援を!

 投稿者:天野史朗メール  投稿日:2009年 4月21日(火)10時04分51秒
編集済
   今日は!皆さんのお知恵を拝借したく筆をとりました。私は今、中国の大学の先生と「観光日本語」教科書と「観光ビジネスと異文化コミュニケーション」というを副読本を編集し始めています。門外漢ですが、これはその第一弾です。なぜ、「観光日本語」が最初かといいますと、世界経済予測で強調されているように「21世紀はアジア諸国の人々が海外観光旅行に出かける!ブーム”の突入時代」です。中国と日本との間でも、観光を通じての人的交流が盛んになりること予測されています。そこに「就職」と「起業」のチャンスがあるように思えます。以降、「日本社会の現状」「日本的経営手法」「日本の海外マーケティング手法」・・などの作成が期待されています。勿論、私はお手伝い役です。

 中国には現在300を優に越える日本語学科が大学で開講されています。在籍学生数は約4万人というところです。彼らは就職難に悩んでおり、就職機会の発掘に懸命になっています。日系企業では「現在の日本語レベルではビジネスに通用しない」として、「ビジネス英語力のある中国人学生」の雇用に熱い視線を走らせています。日本人として残念に思います。しかし、日常日本語会話以上の”何か”が必要になっています。多分、それは「ビジネスの考え方」、「ビジネスマナー」を含めて、日系企業の企業風土にマッチする何かが欠けているからでしょう。具体的には「ビジネス日本語力」、「経済など専門力」、「異文化コミュニケーション力」のレベルアップの問題だ思われます。

 現在、中国の日本語教科書の大半は中国人の先生方が作られています。勿論、「日本語の語彙」、「日本語文法」、「日本文学」が中心です。ところが、日本と中国の交流関係は一段と経済交流に比重が置かれ始め、中国での日本語教育は”友好交流型”の日本語から、”経済交流型”日本語へと、ウエイトをシフトする必要性が叫ばれています。ところが、教科書を作成する年代の中国人の先生方は中国の大学の日本語学科卒業生で、日本語学以外の分野のことにあまり明るくないのが実情です。そんなこともあり、依頼されたのだと思います。

 勿論、日中経済関係に役立つよりよいモノをと思っていますが、私自身カリキュラムなど教科書構成に明るくなく、その能力に限界があります。「地の塩」的な活動ですが、何とか皆様の教育専門にもとづくお知恵とご経験をお借りするなど、「協力と支援の輪」が広がることを期待しているのでが・・・。

 ご存知のように、アジアでの日本人の評価は必ずしも高くありません。中国も例外でありません。中国のテレビでは毎週のように当時の「日本軍の残虐行為」が放映されています。そのような社会情勢の中で、日本語を専修する学生は「日本の”シンパ”予備軍」として、暖かく捉えるべきできでないでしょうか。彼らの「ビジネス日本語力」をアップする。彼らの「日本に関する経済専門力」をアップする。彼らの「日中間の異文化コミュニケーション力」をアップする。その手助けとなる教科書を!という訳です。

 そこでの日本語教育は単なる”意思疎通の手段”としての日本語ではなく、「言葉は文化である」という幅広い視点から日本語と日本語教育をとらえ、日本人の考え方、例えば、「日本の経営・技術移転の仕方」など、その”背景にある考え方”を正しく伝えることも大事のような気がいたします。そのような教科書が見当たらないのが現実です。それが相互理解を妨げている一因のような気がします。その点を何とか補いたいのです。

 「教科書が”人”を創くった」という格言があります。教科書の人間形成に及ぼす影響力は大きいという意味でしょうか。これからの日本語教育では、日本人の協力による「経済交流型の教科書の作成」が当面の課題になる気がいたします。それが日本語学科学生の日本への理解を一段と高める。このような意識の高まりが、同時に日本人学生の間に中国を始めとするアジアの諸国との「共生」「共栄」「共働」「共創」の意識を高める副次効果をもたらす。そんな気がしますが・・。

 私はこれまで約10年間に、私蔵の図書を含め日本関係図書を3000冊近くを大学に寄贈してきました。中国に「千里の道も一歩から」と言う諺があります。今は、そんな気持ちを抱きつつ何とか努力しようと、力不足の自分の尻を叩いております。



 なお、中国の大学における日本語教育の問題点については、お役に立つかどうか分かりませんが、私の「日中経済交流新時代の”盲点”」(日中華報電子週刊 2008.05.24)を是非ご一読いただければ誠に幸いです。
 

(無題)

 投稿者:天野史朗メール  投稿日:2008年 7月30日(水)11時39分27秒
編集済
   学部改変により、私達の教育学科が「教育人間科学部」に昇格することを知りました。「大きいことはよいことだ」という観点からは望ましいことだと考えますが・・。やはり、「グローバル化」という時代の流れに乗らざるをえない時代に入ったということでしょうか。一抹の寂しさを感じるのは私だけでしょうか。しかし、OBの1人として、何とかその発展を後押ししたいものです。門外漢ですが、「教育人間科学部」の発展のカギは”よい就職”にあります。そこで何とかOBも協力して、教育関係だけでなくそれ以外の分野で、「よい就職先」の間口を広げる手助けが必要のようです。

 私はたまたま政府系機関に就職し、ロンドンなど欧州に3回、10年余家族と共に赴任し、日本企業の海外進出と中小企業の貿易拡大の仕事に従事してきました。日本を背負い諸外国の人々とのビジネスを円滑化する意味で、素晴らし仕事に回り逢えたたと自負しています。しかし、就職試験と面接では大変苦労しました。教育学科は募集の対象外なのです。何回も訪問し担当者を説得し、とりあえず試験だけを受けさせてもらいました。幸い何とか難関の筆記試験はパスしたのですが、その後の数回の面接で「教育学科は経済と海外関係の業務に関係がない。不向きです。実務的に無理です」と何回も言われました。しかし、私は「教育のポイントはコミュニケーション、企業マネジメントもコミュニケーション、日本企業の海外での問題も現地人とのコミュニケーシン問題である・・」とその都度、屁理屈を述べ、最終面接まで何とかたどり着きました。最終面接では何人かの役員が「それはそうだ」ということになり、何とか合格しました。今でも夢にでてきます。

 教育分野以外に就職されたOBの方々には、私と同じような苦い経験をされたと思います。他大学、他学部の学生と競争して、教育以外の分野に就職するには規定観念のイメージを”打ち倒す”というそれなりの苦労に直面します。そこでOBの方々の経験とノーハウを活かし、何とか間口の拡大にお役に立ちたいものですね。たまたま、他大学で教えたことがあるのですが、例えば早稲田、慶応、明治、日大などは就職戦線の厳しさを意識しながら、就職部と連携して、OBの方々が学生の「キャリアデザイン」にプラスになる例えば業界動向、業界独特のビジネス手法と考え方、ビジネス・マナー」などを講義するなどもしています。今や、就職活動は個々の学生の問題でなく、学部の教育の「質」を占う尺度になっています。その意味で、学生、教員、就職部、OBを含めた「綜合戦力」が求められているようです。

 世はグローバル化時代です。経営資源としての「ヒト」に焦点をあてた場合、日本ではこれまでと異なり、日本人中心から外国人を組み込んだ経営が不可欠になってきています。どれと同時に、国内の教育現場では外国人子弟が年々多くなってきています。社会では少子化時代を迎え医療現場でも外国人の看護士などが参入してきています。日本の社会が、企業内が、日本の教育の土壌が”質的”に変り始めています。、特に「日本語教育のあり方」が質的に異なって来ています。国内外の人々との意思疎通、なかんずく「異文化コミュニケーション力」の充実が一段と求められている時代です。ビジネスマン、教師を含めの更なる「心の国際化問題」の浮上です。そのため、「総合的日本語指導のガイドラインの開発]や[専門教員の育成」などが新たな課題となっています。言わば、日本の教育が海外との接点で捉えなおされているといえるでしょうか。日本の教育の国際化時代です。活躍の場が海外との接点で広がり始めています。

 その意味で、新学部は学生が多方面で活躍できる場を与える”時流に乗った学部”であるかもしれませんね。しかし、それには、まず、①「新学部の考え方を就職先に幅広く認識させる」、学生には②「活躍の場が広がっている」しかし、③「それなりの勉学と自己変革が必要である」ことを認識させる。それなりの「環境作り」が必要でしょう。何とか「教育人間科学部」を発展させる方向でOBも手助けしたいものですね。それが大学と個々のOBとの「絆」,OB間の「横の連携」、学生とOBの「縦の絆」を強めることになりましょう。それが結果的に、青学の”建学の精神を”伝統”として後輩に引き継ぎ、後輩がそれを海外にまで広めることができるのではないでしょうか。後輩の学生達に何とか海外との接点でもがんばらせたいものです。そんな気がいたします。
 

(無題)

 投稿者:天野史朗メール  投稿日:2008年 2月17日(日)07時35分28秒
編集済
   たまたま、大学のホームページを開く機会があり、教育学科の同窓会のホームページを覗きました。2004年から活動が休止されているようで残念ですね。「継続は力なり」といいます。私達は体力的には劣ってきましたが、”知的能力”では活躍の余地があるのでは。他の同窓会では「お茶を飲みながらでの勉強会」などをしています。「顔」を合わせる、「食」べる、「共働」[共創」する。それが「輪」を広げるような気がします。それを通じ私達の「知的財産」?を多少でも社会に還元できるよう「夢」を見、「我等の夢」を多少とも実現してみたいものです。まだ、まだ、老け込むとしてはないでしょう。 最近、学院の国際政治経済学部の大学院の修士課程で、「中国での日本語教育の現況と”異文化コミュニケーション力”の問題」を講義しました。レジメをファックスしておきます。3月に中国の大学での「集中講義」にでかけます。

 中国では客員教授としてグローバルビジネス講座を担当し、「海外マーケティング」、「海外貿易ビジネス」、「異文化コミュニケーションと海外経営」などを担当しています。日本の競争相手の中国人の学生はよく勉強します。例えば、彼らは毎朝、6時から「外国語の暗唱」が30分課せられています。朝食は6時半から7時半.授業は8時から始まります。5分前には着席しています。遅刻するもの、教科書を忘れる学生はいません。席は黒板に近い前席から埋まります。授業の途中で質問が多く出ます。やさし授業には苦情が出ます。「課題レポート」のすくない教師は評価されません。図書館と教室は学生の自習のために夜10時まで開いてています。午後11時消灯です。意気込みが全く違います。経済などの教科では英語の教科書です。英語で授業が行われます。日本語学科の学生は3年生で「日経新聞」を読みこなします。中国人の学生は、「大学時代は勉学に集中します。「勉学即”金”、金持と栄達に通じる」と信じているからでしょうか・・。帰国後、日本の大学で講義する度に、「日本はこれでいいのかな・・」と一抹の不安に感じることがあります。年をとりましたが、頑張らなくてはと思う日々です。
 

電話番号のご訂正を

 投稿者:1998年卒業者  投稿日:2007年 7月29日(日)12時44分44秒
  学院大代表の電話番号は03-3409-8111です。  

Re:東邦生命ビルを

 投稿者:管理人  投稿日:2006年 7月11日(火)23時37分20秒
  ご指摘ありがとうございます。
遅くなりましたが修正させていただきます。

佐伯先生のお名前につきまして、正しいお名前をお書きいただけると幸いです。
手元の資料ではどうもよくわかりませんでした。申し訳ありません。
 

東邦生命ビルを

 投稿者:学科嘱託経験者  投稿日:2006年 3月12日(日)21時03分48秒
  渋谷クロスタワーに変更してください。お願いいたします。  

佐伯先生の名の修正願い

 投稿者:学科嘱託経験者  投稿日:2006年 3月12日(日)21時01分55秒
  佐伯先生の名が間違っています。訂正をお願い申し上げます。  

オリコン

 投稿者:管理人  投稿日:2006年 2月20日(月)09時13分7秒
  こんなサイトをご存知ですか?
http://www.oricon.co.jp/
音楽ランキングで有名なオリコンのサイトです。最近評判が良いようです。
 

リニューアル

 投稿者:管理人  投稿日:2004年10月29日(金)23時52分9秒
  WEBサイトをリニューアルしました。またよろしくお願いします。  

レンタル掲示板
/1