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日本古代史に関する新たな提言

 投稿者:広瀬満  投稿日:2008年 2月24日(日)21時50分53秒
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  私は関西で古代史を研究している広瀬満というものです。
 長年古事記とりわけ大国主神を研究していましたが、近年大国主神は天武天皇の神格化であるという結論に達しました。

 例えば身の危険を感じたオオナムヂが木の国に逃げ、そこも危なくなったので根の堅州国に脱出、そこで試練に耐えて力をつけ、根の堅州国を出て八十神の兄弟たちを倒し、葦原中国の王となり国づくりを始めるという神話は身の危険を感じて吉野に出家した大海人皇子が、その後東国に脱出し、近江朝廷を倒した壬申の乱と同形の話となっています。 またオオナムヂの周りの人間関係も大海人皇子の周りの人間関係とじつによく似ています。

 これらのことから大海人皇子が天皇に即位したいきさつが大国主の神話として語られていたのではないかと考えたのです。
 また大国主神が天武天皇の神格化だとすると出雲大社には天武天皇が大国主神として祀られている事になります。

 そう考えますと古事記に大国主神の話がなぜ並々ならぬ分量でいきいきと書かれているのか、奈良時代なぜ出雲に巨大な神殿が建設(神魂神社に716年創建の記録がある)されたのか、「出雲国造神賀詞 」に代表されるようになぜ天皇家は出雲大社に大きな崇敬を寄せていたのかが理解できると思います。

 これは徳川将軍家が始祖の家康を東照大権現として日光東照宮に祀り崇拝していたのと同じ理屈です。

 また話が長くなりますのでここでは省略しますがスサノオは蘇我馬子の神格化と考えられます。
スサノオの力強く傍若無人な性格は「日本書紀」等からうかがい知れる蘇我馬子そのものです。
スサノオが牛頭天皇、新羅大明神、熊野権現、蔵王権現といった仏教の守り神と同神、または習合されているのもこのためだと考えています。

 この2点(大国主神=天武天皇、スサノオ=蘇我馬子)を基点に記紀の研究を進めたところ、神話の解釈が容易になっただけでなく日本古代史は実に意外な姿を見せてくれました。

 たとえば大国主神=天武天皇、スサノオ=蘇我馬子の構図がわかれば例の明日香村の高松塚古墳、キトラ古墳が蘇我蝦夷、蘇我入鹿親子の墓であることが容易にわかりますし、さらに重大なことはどうやら皇統は万世一系ではなく推古天皇と舒明天皇の間に断絶があり、天皇家の祖が実は蘇我馬子であるということも神話のその構図の中から浮かび上がってきます。
 また聖徳太子がなぜ天皇に即位しなかったか、なぜ中大兄が27年間も皇太子のままで即位しなかったかという古代史の大きな謎も神話が理解できればその謎も解けてきます。

 また本論は古事記論でもあります。古事記は天武天皇が芸能者を使っての国民教化のために作ったものでその内容は天皇の体験、周りの人間関係、見聞等を基に創作したものでそこには日本書紀には書かれなかった歴史の真実が塗りこめられています。また「古事記」は日本民族の誕生と深い関係があるというのが私の古事記観です。

 これらのことは論文として纏め、HPに公開しております。

 実はこの論文は何らかの形で発表することを一度は考えたのですが実際問題として田舎に住み、他に仕事を持つ者が出版や学会に発表することは困難で、というより不可能で、さりとてこのまま葬り去りがたくそこでHP上に公開し、このようにご案内した次第です。

 本論はかなり衝撃的な結論を導き出していますのでそれを支持する、支持しないは読む方にお任せするとしか言いようがありませんがわたしとしてはかなり様々な角度から検証を行ったつもりです。

 およそ拙い論文かもしれませんが、自分でこのようなことを言うのもなんですが従来にない数多くの新発見、問題提起があり、古代史、古代文学、天皇制、民族、宗教(特に神道)を考える上で極めて重要な内容であると自負しています。ぜひ一読していただければ幸いです。

 私のHPのアドレスは以下の通りです。
 http://www.kojikiden.com

HPの「大国主伝」をクリックしていただきますと論文が出てまいります。

もし疑問、質問等ございましたらメールをください。私の知識の範囲内とはなりますが必ず返答します。

 私のメールアドレスは以下の通りです。
 kojiki66@yahoo.co.jp

広瀬満 (ちなみにペンネームです。)

 敬具
 

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