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ときどきお茶の水ガイアで 3階の書店にケーキやお菓子あれば
4階で食べながら通りを眺めます。
そのとき コーヒー注文するんだけど こないだは店の人
「豆との相性で、低温のお湯でいれてあります」ふうなことを説明してくれた。
えーどんなのだろう、猫舌としては熱くないコーヒーは歓迎なーとおもって
飲んだら すごーーーくおいしいのであった。
低温といっても ぬるいじゃなくて お店で普通に出てくるコーヒの温度よりは
やや飲みやすいというくらいの温度なのでした。
苦いコーヒーでした。
ふだんは浅炒りの酸味のコーヒ好んで飲みますが
これは苦くてもおいしかった。 ふくよかで、口の中に別の部屋が広がるような
味覚のインディージョーンズ
ほかのお客のために その人がコーヒいれるところみてたら
それはそれはゆっくりと ていねいに 低温のお湯であろうそれでいれていた。
ちょう時間かけてた。
わたしは家で じぶんのためのコーヒは
クルクルピューッと その3分の1くらいの時間でいれてる。
家でひとりのとき わたしはものすごくせっかちで短気
ちゃかちゃかちゃかちゃかよく動き きりきり舞いしてたおれるほどに。
リラックスが苦手で カフェでも「これを飲み、あれを食べる」とか
「これを読む、これを書く」「人と話す」など
明確な目的があって入ることがほとんどで
よくいわれる「ほっこりしにカフェに入る」ということを したことがありません。
日本語でいちばん意味が 実感としてわからないのが「まったり」と「ほっこり」。
わたしの心からもっとも遠い形容詞
そういうのは死んでからでいいような感じがして 優先順位が最下位なのかもしれない。
どういう感じのことなんだろう。
北海道弁の「あずましい」とは ちょっと違うんだよな
若い女性が「なんだかほっこりしますよね〜」とか ゆってるのを聴くと
「おお……言葉の意味はわからぬがとにかくすごい幸せそう」とおもいます。
体を意識しよう、自然体を意識しようとどんなに強く念じても
念じることでいっそう頭で生きてしまう このままならなさよ。
わたしにはこれが自然体なのね
ハムスターみたいに 輪の中でちゃかちゃか動いてるのが。
たった一人で心の底からくつろげる 気持ちのいい風が吹く草原は
頭の中にしかなく。
そのかわり想うだけでそこへゆける
お茶の水ガイア3階でコーヒー頼み 4階で飲むとき
店の人が「豆との相性で低温のお湯でおいれしてます」といったら
チャンスです。
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