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きょうは詩人の白井さんと一緒に
清虚洞一弦琴宗家四代の峯岸一水さんのお宅へ
お琴を聴かせていただきにゆきました。
一水さんはデルフィックの器楽部門に参加されていた方で、
同じホテルで知り合いました。
一弦琴は その名の通り 弦が一本だけ張られたお琴で
指に象牙の筒状のつめをつけて演奏します。
右手で弦をはじき、左手でポジションにつめを置いたりスライドさせたりして
音をつくってゆくものです。
ほんとうにシンプルな作りで、1本弦だから和音はないし、音階にも制限がある。
その中でとてもきれいな、体の芯がかすかに震えるような調べをつむいでゆく。
俳句や短歌のつくりと通じるものを感じて、家元のお話を伺いました。
写真ページでもご紹介してます →こちら
曲が、一弦琴ではもっとも難しいとされるなかから 夏のイメージの曲と
いつつくられたかもわからないくらい古い曲 の2曲を
すぐ目の前で聴かせていただきました。
和歌などの歌詞もあり、言葉がしみじみとした調べに乗せられてゆきます。
なんかねー もうすごくいい音なのよ、これが。
なんといったらいいのでしょう。
「ゆおーん」「つぃん」「ざやん」「ずいうぃうぃ」「うぃおん」「ぺん」「ぶんん」とか
ひらがなにするとあれですけど
とにかく 脳がよろこぶ音なんです!! びいーんと、両耳の間に流れるものがあります。
一水さんは ひじょうに若くして家元になられ、
「とても若い家元」として20年歩んでこられた方なのですが
わたしのような平凡な家の出のものには想像できないような
葛藤とご苦労と 楽しみと喜びを知っておられる方で
おしゃべりの時にも ふっと 当たり前のようにさらりといわれることが
わたしにはすごく励みになる、まさにいま聴きたかった一言だったりするのでした。
12月5日の デルフィックいってきました会が
いまのところわたしの年内最後のイベントですが
ほの明るく見えていた来年が またいっそう楽しみになるひと時でした。
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